いま東欧の医学部が熱い!①

日本人で医師を目指す若者が、ハンガリーやチェコの大学の医学部を目指すケースが増えています。
一番の原因は学費の安さです。ハンガリーの大学医学部では、年間の学費が170万円で、6年間でも、1020万円と、日本の医大とは、けた違いに安く済みます。生活費を含めても年間300万円で、6年間で、1800万円ですみます。サラリーマン家庭でも、何とかなる金額だそうです。
ハンガリーだと、生活費は月10万円程度だそうで、おそらく外貨獲得のためにハンガリー政府がそういうコースを設置していると思われます。いまハンガリーの大学の医学部にいる日本人学生は、500人だそうです。
東欧圏の医学部を出ても、日本の医師国家試験に合格すれば日本で医師になれます。合格率は約80%。大学側も日本の医師国家試験のサポートをしてくれるそうです。
入学に必要な学力として、授業は英語で行われるので日常会話程度の英語力と、高校生程度の理科の能力があれば大丈夫だそうです。日本と違い、入学は簡単ですが、入学後6年の間に様々な課題をこなしていくことになり、卒業するには相当な「覚悟」が必要とか・・・実際にストレートに卒業できるのは三分の一だそうです。あと三分の一が、留年、残りの三分の一は、ドロップアウトだそうです。
日本人の医師志望者がこんなに多く東欧圏に行くのは、もちろん、日本の医大の学費がものすごく高いことが背景にあります。
一番学費が安いとされている国際医療福祉大学で、6年間で、1910万円かかり、他の安い医大でも最低2000万円は、かかります。およそ3000万円が平均で,なかには、5000万円~6000万円というところもあるようです。学費が安いほど、当たり前ですが、偏差値が高い傾向があります。寄付金もあったりします。したがって、私立医大に進学できるのは、裕福な医師の家と相場が決まっています。
専門の医学部進学の予備校や塾もあり、その、費用もけた違いで、5浪6浪は当たり前で、10浪も珍しくないとか・・・それこもれも、平均年収3000万円という医師の待遇の良さにあると思われます。いくら学費を投資しても、回収できる・・・
もちろん一心塾でも医学部進学へのサポートはしておりますし、何人か医学部に送り込んでいます。英語・数学・理科もきちんと指導できますし、おそらく医学部進学系の予備校や塾よりは一心塾の方が指導力は上だと思います。
また、医大の問題の傾向なんて、過去問を見ればわかりますし、面接や論述の指導などは、一心塾の方が勝っていると思いますが・・
が、どうも、医学部進学系の予備校や塾に、医師の御子弟は行く傾向にあるようです。
医師という職業こそ、本来は人のためになる職業なので、お金持ちしか受験できないなんて、ホントは間違っていますので、東欧などの外国へ飛び立つのも、またその方が、英語やドイツ語、また海外での厳しい大学生活を送る中で、得るものは大きいのではないかと思います。
授業は楽しく,実力アップ。
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