中学受験のその後②

一心塾 目指せ御三家・難関校!

最近は中学受験の生徒さんが多いです。毎年色々なドラマがあります。でも、無事に受験を終えると生徒たちはホッと一息つく暇もなく、早速また塾に通い始めます。それは偏差値の高い中高一貫校に行った生徒の場合が多いです。おそらく周囲の生徒も皆優秀なので、塾に行かないと内申も良い成績が取れないとか、既にその先の大学進学を考えてのことなのだと思います。

最終的には大学受験が勝負ですから、その気持ちもわからなくもありませんが・・・。

中学受験で、洗足学園、鴎友学園クラスを志望していた生徒がいました。確実に合格できる、そこまで優秀ではなかったのですが、受験日をうまく調整してやればどこかには引っかかったかな?くらいの感じでしたが、お母さんの作戦が失敗してしまって、最後の最後、受験日の関係で受けられる学校に滑り込みセーフでした。

四谷の予習シリーズでは6年生までやっていたので、入った学校ではずっとトップクラスで、塾通いは中学受験で懲りていたのもあり、ずっと学校の勉強をコツコツやっていただけでしたが、内申は最後4.9になっており、慶応、早稲田の推薦も余裕で通る内申でした。でも、どうしても国立大学で行きたい学校があったので、推薦は全部断って、最終的には希望の大学に受かることが出来ました。

彼女が行った中高一貫の私立は偏差値がそれほど高くはありません。55くらいでしょうか。神保町にある伝統校ではありますが・・・。

何を言いたいかというと、彼女のように4年生からsapixに通い、真ん中と下のクラスを行ったり来たり。最後は塾をやめて6年生の夏からは家庭教師に切り替えて、必死で頑張りましたが、結局は中学受験は失敗でした。でも、今となっては実力以上の私立に行っていたら、入ってから苦労したし、内申も大したことはなかったはずと本人が言っています。

中学受験、初めから勝ち組の生徒を除いて、実力以上のところにいこうとすると、まだ幼い小学生にはかなりきつい勉強を強いられることになり、お金も時間もたくさん失うことになりかねません。もちろんいい大学への近道であるのは確かですが、それ以外の道もあるということを知っておいて欲しいということです。大学受験は本人が成長しているので、塾の指導も勉強だけに特化できますが、小学生の指導は勉強以外、生活全般が関わってきてしまいます。ご両親との距離も近くなり、トラブルの元だったりもします。

健闘を祈ります。

授業は楽しく,実力アップ。
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