伸びる子

いろいろな生徒がいて、一心塾に通い始めて、急に成績が伸びる生徒がいます。
これまで、能力がありながら、やり方がわからないか、やる気の起きなかった生徒です。
宿題をやってくれる生徒もいれば、やらない生徒もいます。基本的に塾の先生は、やらないことを前提に考えています。宿題をやっても、自発的に取り組む生徒と、ただ、言われたことを消化するだけの生徒もいます。もちろん、結果は、目に見えています。多少能力が高くても、やらない子は、いつまでたっても伸びません。
残念ですが、勉強に王道はありません。地道に、基礎から、やっていくしかない積み上げていくしかありません。多少能力的には劣っていても、地道に頑張る子は、それなりの成果を出します。それなりといっても、マーチくらいです。立派なものだと思います。
生徒の中には、みるみる成績が上がって、東大や、一橋に行く子もいましたが、彼らでさえ、ある時期、中学受験や、高校受験では、失敗し、苦汁をなめていました。
塾の先生にとって、定期考査で結果を出すのは、簡単ですが、中学受験のような、範囲が広いものだと、結果が出るまでには時間がかかります。範囲が指定された試験であればある程度の結果は出ます。が、中学受験は、4科目です。
国語は、あまり時間がかかりませんが、算数には、膨大な時間がかかります。それぞれの教科で、基礎を固めていくしかありません。
短期で結果が出るかと言われれば、それも、個人差があると思います。
一心塾としては、これまで、どんな生徒にとっても、ベストの方法で、一緒に戦ってきました。それはこれからも、変わりません。
ただ、無責任に、成績が伸びるとか、自分についてくれば、御三家や早慶には入れるとか、吹かす先生もいます。また、成績が上位の子にしか、通用しないような、勉強のやり方を、貫く、塾の先生がいることも事実ですし、個別にせよ、家庭教師にせよ、無責任な人たちがいることは事実です。