夏休みです①

6年生の場合は、あと半年で本番です。こういう場合、漠然と、考えるより、短いスパンで考えるほうがいいと思います。
普通にスケジューリングする場合、夏までは基礎養成、夏休みで基礎から応用編、秋から発展編、12月くらいから本番直前というような構成になると思います。
経験的に言うと、もう直前だと思って準備したほうがいいと思います。あと半年はあると思うと、気が緩みます。そして、参考書、問題集の選択も、あれもこれも、ということになると思います。
また、塾に通っていらっしゃる場合、あの講座もこの講座もという風に、散漫になっていきます。特に小学生のお子さんの場合、集中を、どちらに向けて頑張ればいいのか、わからなくなってしまいます。
陥りやすいのが、塾の予習復習と、宿題に追われ、自分を見失う場合です。後、1か月と思って、考え直してください。
あと1か月で、受験本番なら、何を選びますか?一心塾の先生はいつもこれを基準に、スケジューリングしていきます。
経験上、9月や10月にお子さんや親御さんがどんな精神状態になるかわかっているからです。散漫な計画でいくと、結局あぶはち取らずになって、成績は伸び悩みます。ちなみに、塾にかなり長く通っている場合、入塾時、もしくはこの1年で成績が伸びてきたか検証してください。1
年で、偏差値が10以上アップしてきた場合は、そのやりかたで間違っていないと思います。大してアップしていない場合は、考え直しましょう。放っておくと、このまま、行ってしまいます。
あと1か月なら、何を選びますか?
一心塾では、社会の場合はメモリーチェックを選びます。最近一心塾に来始めた6年生の女子、メモリーチェックをきちんとやり始めたとたんカリテの成績が上がり、偏差値も安定してきました。カリテを受けているということは、もちろん日能研の生徒です。社会に関しては、メモリーチェックだけで偏差値は63以上はいくと思います。
したがって、ほかにする必要がありません。ほかの教科が完成したなら、さらにおし進めて、四谷大塚の、予習シリーズの社会で、色付けし、深めていったらいいと思います。が、たいていの生徒は、そこまで間に合いません。メモチェが完全に覚えられた段階で本番に突入するケースがほとんどです。
真面目な生徒は頑張って覚えますが、メモリーチェックすべてきちんと覚えるのは大変です。怠け者は、不完全な状態で本番につっこみ、玉砕します。もしきちんとやるなら、3か月くらい考えてください。超勤勉な生徒の場合1か月で何とかなりますが、ほかの教科もあります。
結局受験は、1冊の問題集を繰り返すしかありません。健闘を祈ります。
繰り返し勉強術で目指せ御三家・難関校!
大手塾でうまくいかなかった子も集まれ!